前回記事の続きです。
休職が決まり、自宅療養のことを書いていきます。
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自宅療養の始まり
休職が決まったものの、とにかく体は重く、何もする気が起きませんでした。
頭が重く、やる気が起きない
薬を飲んでいるけれど、頭にもやがかかった状態は解消されません。食欲もないので、とりあえずちょっとだけ口にして、あとは寝て過ごす日々でした。
セルトラリンの増量
一週間後の受診で、そんな状態を伝えたところ、またしてもセルトラリン(抗うつ剤)が増えました。
【セルトラリン】
25mg2錠→25mg3錠(75mg)へ
先生からの指示
・とにかく自分を大切にすること
・仕事のことは考えないこと
・好きなことをして、自分を充電すること
そういった指示を引き続き受けました。
時々ふと仕事のことが頭をよぎります。同僚には負担をかけてしまっている事実。
(在職中も人出不足だったのに、さらに追い打ちをかけてしまったこと。)
仕事のことは考えないようにと言われても、簡単に切り替えられない私。
うまく線を引けていたなら、多分こんな状態にはならないだろうな…。
今までそういう自分を作り上げてこなかった自分自身が情けなく思えました。
自分はダメだと責める【自責思考】
こうやって自分を責める癖は、幼少期からありました。
幼少期、自分を責める癖
自分ができないから、母親が怒っている。(怒ると話をしてくれない、無視をされる)
忙しくしている両親に、学校での悩みを相談したら迷惑をかける。
学校でいじめられる私が悪い。
自分がダメだったと、よく布団の中で泣いていました。
母との関係については、決して悪くはないです。自分が親の立場になった今なら、その当時の母は余裕がなかったと理解できます。
(またそのことについては、自分のルーツとして書けたらなぁと思います。)
・家族の前で泣くと、いつも泣き虫だと言われる。
・泣き虫はめんどうだと、放置される。
・泣いている自分がいけないと思い込む。
泣く場所はいつも自分の部屋の布団の中。
自分がダメだと落としどころをつけて、じゃあ自分のダメなところを直そう!と自分に言い聞かせました。
ここはこういう風にしよう!普通の枠から外れないように!
と意識し、その都度、環境に適応してきたつもりでした。
今までは、なんとか乗り切れましたが、今回は頑張っても、うまく行きませんでした。
家族には、そんな人のことは気にするな!と散々言われてきました。
でも、自分に自信がない、自分に落ち度があるから…
と気にしないを貫くことができませんでした。
自分に不備があったと、自分責めの行動が出てきてしまいます。
そうやって無理をし続けた結果、辛くなり、働ける状態ではなくなってしまいました。
全て自分が悪いと思わない
休んでいる最中、仕事のことを考えては沈むの繰り返しをしていました。
しかし。自分の体や心の状態がこんな風になってしまったことや、
薬もたくさん飲んでいる事実を目にすると、自分だけに問題があったわけではないのでは?と考えるようになりました。
(これも読書習慣を取り入れてから、私に必要な解釈の幅が広がったからでした。)
アドラーの言葉
以前読んだ本、「嫌われる勇気」。
・ダイヤモンド社
・岸見一郎、古賀史健
の本に書いてあった、【課題の分離】というもの。
アドラー心理学の考え方の一つ
・悪いことの全てが自分のせいじゃない
と思うこと。
相手の課題は背負い込まない
相手のそのときの気分もあるし、私の問題じゃないことだってある。
その先のことは、その人がどうにかするのであり、相手の課題である。ということでした。
自分の中に、悪いところをずっと探してきたけれど、時として、自分のせいじゃないと思うことも大切です。
全部自分が悪いと思っても、本当にそうなのか?
白と黒ではなく、グレーな部分があるのではないだろうか?
そうやって考えることも大事です。
決めつけてしまうことは楽かもしれないけれど、本当の自分を奥においやってばかりだと、心がどんどん辛くなります。
・相手の気持ちまでは、どうにもならないこと
・相手の機嫌は私の問題ではない、私が抱え込むことではない
と、割り切ることが大切なのだと、今回の経験から学びました。(そう思わないと、自分が壊れてしまう。)
自分とゆっくり向き合うことができたからこその気づきです。
ダメージは大きかったですが、こびりついた思考を変えるいい機会でした。
こんな風に解釈しましたが、完全に思考を切り替えられているわけではない!ってところが本音ではあります。
また波がやってきて、気持ちが落ち込むこともあるはず。
そんなときは、このブログを見返しています。
もう一人の自分がこう言ってたよって、文字に残しているよと、思うようにしています。
大丈夫、自分が悪かったわけじゃないんだよって。
主治医の先生や、職場の理解ある方がかけてくれた言葉。
自分がかけて欲しかった言葉を、自分自身でかける。
そうしていけば、自己肯定感が少しずつ上がっていくのかなと感じました。
これも、HSPという概念に出会い様々な言葉を読んだからこそ、前向きに解釈できるようになりました。繊細な部分があるからこそ、できることもある。
・無理なく続けられる量はどこまでか
・あいまいだった特性を理解したところで、今度はどうやってバランスを取っていくか
あとは「~しなければ」が、まだ強い部分があるので…。「~できたらいいな」くらいの気持ちを心がけていきます。
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