精神科受診、前回の続きです。
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病院再診日までの2週間。
相変わらず日中の眠気や、中途覚醒、胃のムカつきが続いていました。
嫌なことはなるべく考えないようにし、ストレスから距離を置くことで、就寝前に飲んでいた抗不安薬を飲まないでやり過ごすようにしました。
再診日。
私は、Bクリニックへ向かいました。
実は、Bクリニックにかかる前、申請書類のことでAクリニックにかかっていました。約1カ月ぶりに先生に会いました。
以下、Aクリニックの先生(A先生)とのやりとりです。
A先生
「最近の調子はどうですか?」
私:
日中の強い眠気があること、中途覚醒や胃のムカつきがあります。
A先生:
「復職できそう?」
私:
まだそういった気持ちにはなれません。
A先生
「じゃあまた同じ量の薬を出しますね。」
ここまで1分くらいのやりとりでした。
先生は、私の顔も見ずにカルテにささっと書き込んでいました。
薬を変更してから1カ月、まだ効果判定には早いのかもしれません。
でも、もうちょっと、こちらに意識を傾けて欲しいなと思いました。
このクリニックは私にとっては相性がいまいちだ。
そう確信して、薬の処方を断りました。
メリットとデメリット
Aクリニックの先生は話しやすい雰囲気がなく、先生が一人体制でまた何かあったら休診してしまうかもしれないことから、Bクリニックへ転院することに決めました。
クリニックの先生には、今後もかかりたい旨を伝えました。
Bクリニックの先生(B先生)
「わかりました!では僕の方で薬の調整をしていきますね。」
先生が受け入れてくれたことにほっとしました。
Aクリニックの休診で一時期はハラハラしたけれど、結果的にいい方向に転んだと思えました。
B先生:
「うつ病患者さんには、抗うつ薬を複数服用せず、1種類だけで様子を見ることが多いです。
もしかすると、薬の飲みすぎで眠気が強いかもしれませんね。
現在は、イフェクサーとトリンテックスと2種類の服用ですが、イフェクサーだけに変更しましょう。
引き続き、ロフラゼプ酸エチル(就寝前に飲む抗不安薬)は、頓服的な使い方にしていきましょうね。
飲んではいけないわけではないので、辛い場合はお薬の力をかりましょう。
また、2週間後に様子を診ましょうね。」
と、こんな内容なことを話してくれました。
先生、薬のことしっかり説明してくれるから、安心するなぁ…と思いました。
薬の変更
ということで、精神科での薬はこんな感じになりました。
(うつ状態を改善する薬)
②【抗うつ薬】トリンテックス錠10mg
(うつ状態を改善する薬)
③【抗不安薬】ロフラゼプ酸エチル錠1mg
(不安や緊張を和らげる、入眠を助ける薬)
服用タイミング
①夕食後
③不安になったとき(頓服薬)
治療にある程度、薬は必要であると個人的には思います。
でも、なるべくならば最小限に抑えたい。誰しもが考えることです。
今回、薬の量が減ったこと、少し嬉しかったです。トリンテックスは、ジェネリックがなく薬価が高いですし。
今後の働き方相談
そして、今後の働き方について相談しました。
退職も考えているが、今判断すべきではないのか?
うつ状態の人は重要な決断をすぐにせず、先送りにできるなら先送りすると、聞いたことがありました。実際に調べてみると、そういった内容がわんさか。
B先生の回答も同じでした。
・休む権利はあること
・もう少し良くなってから考えてもいいこと
・判断して後悔することや、新しい環境はストレスに繋がることもある
やっぱりそうなのか…とりあえず今じゃないってことだけれど、それはいつになるんだろう?
また、いつもの思考パターンにはまっていました。
子供や自分を常に急かしがちで来たけれど、そんなに答えを急がなくていいか。
今日は、先生に話せただけ進展していると捉えようと。
そんなことを考えながら、おうちに帰りました。
定期報告、またしても傷つく(何度目?)
後日、会社への定期報告を入れることに。
話したいことを整理するのですが、眠気が強くうまくまとめられませんでした。集中力が続きません…。
見返したノートにはボールペンのふにゃふにゃした線が複数書かれていました。
1時間ほど格闘し、いざ電話をかけます。
上司に、最近の体調や病院にかかった話をします。
そうしたら、こんな返答が!
傷ついた返答
上司:
「例えば、アルコール摂取して、夜中に目が覚めて、そこから眠れず起きているなんて、普通の人にもあることだからね。
風邪薬や頭痛薬飲んだ副作用で、眠くなることだってあるし。
薬の副作用もあるけれど、結局自分で折り合いをつけていかないと、いつまでたっても復帰できないよ。
今は、病院の先生の意見を聞き入れやすい時期なのかもしれないけれど、前のように100%戻すのは無理なんだからさ…。」
言いたいことは分かるけれど、心に突き刺さりました。
激励されているのかも?とは思えず、やはり休んでいることが迷惑だったと深く考え込んでしまったのです。
何も言い返せず、ただ返事を返すだけになってしまいました。いつものパターンです。
その後、人事の人に電話を回してもらい、現状をさらっと伝えて、早々に電話を切りました。
目から涙が溢れ出てきて、家で一人泣き崩れてしまいました。
子供みたいにうわーんと。
カウンセラーに相談
これは私がいけないのか、考え方がおかしいのか、このままだと自分がどうにかなってしまいそう。
はっと、カウンセリングに相談してみようと思いました。
カウンセラーに電話をしたのは、休職前のこと。
それ以来電話することがないままでしたが、気持ちに耳を傾けてくれた方の存在を思い出しました。
すぐ電話をかけ、話を聞いてもらいました。
専用窓口なのか、前回と同じ方でした、良かった。
休職後のことは全然お話していなかったので、休職から今に至るまでざっくり話して。
今、心のモヤモヤをどう考えて行けば良いか、相談に乗っていただきました。
カウンセラーからのアドバイス
・今時理解がない上司である
・休んでいることは、権利である
・人手不足はあなたのせいではない
・無理して戻っても、また悪くなっては困りもの
と返答してくださいました。
そして、ストレスになっているやりとりを少なくしていけないか一緒に考えてくれました。
・休んでいることに罪悪感を感じながら、連絡を入れている
・なるべく立て込んでいないであろう時間帯に電話を入れるようにしている
これが私の状況です。こういった気持ちの中で、忙しい上司に電話を回してもらうのも、正直しんどいです。
また、なにか言われたらどうしようと緊張もしている状態です。
カウンセラーの方のご意見は、以下です。
・連絡する人は会社で一人いればいい
・近況報告は人事の方から上司へ伝達をお願いできないか
まずは人事担当者に思っていることを相談すること、もし可能であれば、こういった事情から伝達をお願いができるか交渉してみること、ストレスへの解決策を提案して頂きました。
今日は、相談する!という行動をとることが出来ました。
自分のネガティブな思考から、どうすれば抜け出すことができるか…
今回は対処ができたような気がします。
長くなりましたので、次に続きます。
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