前回の続きです。
パート事務職(一般事務)として働きだしたけれど、この会社の事務が自分には合わないのかも…と思うように。
今回は、離れようと思った点をまとめました。
離れることを考え始める
石の上にも3年タイプな私。しかし、適応障害を患ってから、我慢しすぎることで体を壊すことを恐れるようになりました。
合わなければ次!という考えもあったので、早めのうちに離れたら、会社も私も楽なんじゃないかと考えるようになりました。
離れる要因6選
ここから、離れると決めた要因6点を書きます。
スピードを求められる作業
受発注の業務を通じて、在庫管理・伝票発行と数字を扱うことが多くありました。間違えないように見直しもしたいけれど、時間が限られていてできない。と、余裕がなく不安になることが多かったです。
在庫も、アイテムにより箱、kg、個と…単位の統一感がありませんでした。帳票の数量から、在庫の数を自分で変換せねばならず、焦りが増します。
私は計算が遅いので、ぱっと数字が出てこない。間違いないように何回も計算し直すと、時間がかかってしまい、あとの業務に支障をきたしました。
これらから、スピード重視の作業は、あまり向かないと感じました。もともと器用なタイプではないし、頭の回転も速くない…
そしてこの状況下で、飛び込んでくる電話。
電話対応は、接客業で経験があり苦手ではないと思っていました。今回慣れていない作業中にかかってくること、隣に人がいる状況…いろいろと意識してしまい、苦手意識を感じました。
ただ慣れてきた部分もありましたので、急かされることがなく自分のペースで仕事が出来れば、こんなにストレスを感じることはないと思いました。
一緒に働く人との人間関係
一番はこれでした。入ってみないと分からない一番厄介なところ。人間関係が良ければ長く続けられる。しかし入社した会社では、いろいろと厄介な人がいました。
うつになって、自分自身打たれ弱くなったというか、無理に合わせる必要なんてないと考えが強くなって。嫌だと感じた場所に居続けても、いずれ体を壊しそうで。もう無理するのは止めようとブレーキをかけることを考えました。
そんな人、気にしない!とスルーするのが一番ですが、私にはできない。HSPの気質から気になるものは気になり、そこから冷静でいられなくなり、業務のミスが増えたり、報連相がスムーズにできなくなる場面がありました。
実際に、ベテランパートさん・上司の言葉を受け流すことができませんでした。
事務所から逃げることもできないため、他の方の言葉が常に頭に流れ込んでしまう状態で辛かったです。
さらに、同じ課内で派閥があるようでした。あの人は仕事しない人、こっちが迷惑しているなど、その人がいないときに愚痴の嵐。思うことがあるのはわかるけれど、あからさますぎて嫌になりました。嫌味を言われている本人も承知のことらしく、違う場所へ移動するなどして、その場になるべくいないようにしていると漏らしていました。
どこにでもある人間模様。表面ではとりあえず良い顔していて、いなくなったら叩く。見聞きしているだけで嫌になってしまいました。
何事にも、スルースキルを高めれば良いのかな?と思いました。繊細過ぎるのかなと。でも自分の気持ちをごまかすと、どんどん苦しくなる。
私の限られた時間を嫌悪感漂う場所で潰すのか?ここには居場所があるのか?と考えてしまいました。
配置に疑問
こんな苦しい場所にはいられない、ならば社内で配置転換することも考えました。
というか。もともと私が採用された理由は、事務所パートさんの後釜ではなく、違う課(前職でやってきたことで経験あり)の業務拡大のサポートでした。教えて頂いた内容は、あくまで事務担当パートさんのお休み時のフォローであり、メイン業務ではないとのこと。
採用されて3ヶ月間、苦手な事務所での作業。のちにメインになるであろう課のことは全然教えてもらえず。その課の既存パートさんにつくはずなのにおかしいな…話が違うなと思うようになりました。
配置転換じゃなく、もともと配置されるべき場所に配置されてないぞと。
確かに求人には、事務と大きなくくりをされていましたが…
一度社員の方には事務所が向いていないと話しました。上司に伝達するとのことでしたが、肝心の上司からは何の返答もありませんでした。
私は一体どういう採用枠だったのか。内容も営業事務に近いし、日に日に不信感を抱くことに。
あとになって思うのは、もう少し事務の内容を突っ込んで聞けばよかったな。確認不足もあったなと。
残業が当たり前
基本的に、社員の方々は残業が当たり前のようでした。残業代がしっかり出る為、稼げはするけれど。ワークライフバランスと言われる世の中で、休みに重きを置く方もいるはずなのは確か。私は自分の体調と子供ものこともあるし、どちらかと言えば休みを重視したい。
私はもう仕事人間には戻れないので、このままここにいるのは精神的に良くないと感じました。
採用面接時に、他の部署の応援として入ることがあるか確認しました。
そういったことはないし、残業もしなくていい。そう聞きました。
実際、定時で上がれていない事務パートさん。いつも先に上がると挨拶して退勤しましたが、なんとも気まずい。
パートさんも、定時で上がりたい気持ちがあることを知っていたからかもしれません。社員さんのフォローに入りたいからと話していますが、ちょっと過剰気味にも見えました。いいように使われていると表現したら失礼かもしれませんが。
パートで責任は正社員に比べれば重くないはず。しかし、実際の事務パートさんを観察していると責任の大きい仕事も任されているようでした。仕事が出来るからこそなんですが、同じ給料なのに仕事量・質に差がついていること。
同じ給料なら、同じように動いてもらうと、上司は口にしていました。他の社員に向けてなんですが、私にはいずれ自分も、いろいろとやらねばいけない立場にされるかもしれない…と考えてしまいました。
自分の性格上、頼まれごとを断れないので、それも気にかかりました。
離職者が多い
2ヶ月ほどして、会社全体の雰囲気が良くないことが少しずつわかりました。
人手不足から一人一人の負担が増えていく。気持ちに余裕がないからか、周囲の人に当たり散らす。当然空気も悪くなり、新人も定着しずらい。まさに負のループ。
怒鳴り散らす人を何回も見てしまい、私も面食らってしまいました。
離職者が多く、一ヶ月で4人ほど去って行きました。たまたまのタイミングにしては多い気がしました。多分我慢し続けて、もう無理だと思った人がたくさんいるんだろうな…と。
体調不良の予兆
出勤前も本当に行きたくないけれど、たった5時間でも我慢できない自分が情けなく感じました。
5時間だけ耐えれば、午前中だけ乗り切れば…と呪文を唱えるかのように自分に言い聞かせていました。もうこの状態で結構追い詰められているな…と、うすうす感じていました。
加えて。
適応障害と診断される前に感じていた頭痛。今回も頭痛が続きました。頭が割れそうな頭痛が出たときは、さすがに頓服薬を飲みました。
ここから、ストレス高な環境で、苦痛な思いをしてまで働く意味とは?と考えちゃいました。
まとめ
・スピードを求められる作業
・一緒に働く人との人間関係
・配置に疑問
・残業が当たり前
・離職者が多い
・体調不良の予兆
これらから、見切りをつける必要があると判断しました。
例えばこの会社に頼れる存在が一人でもいたら、状況も変わっていたのかもしれません。
皆さん事務所に苦手意識があるようで、話をするタイミングもありませんでした。悲しい。
と、いうことで、次回からは退職に向け準備をし、実行するまでを書いていきたいと思います。
それではまた。
0 件のコメント:
コメントを投稿